会計システム開発のポイント
- By funa2
- 19 11月, 2013
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会計システムとは?
商法や会社法といった法律で定められている帳簿の出力や税務署への報告書を作成したりするシステムのことです。仕分け勘定や決算などの機能をそなえており、日本では「弥生会計」や「会計王」などのパッケージソフトが有名です。
また、単にこのような経理用のソフトに留まらず、経理部門の業務を遂行するための総合的なシステムを会計システムと呼ぶこともあり、この場合は規模の非常に大きなシステムになります。
会計システム導入のメリット・デメリット
メリット
- 仕訳入力、元帳出力、決算書出力、仕訳データの取込が容易になる。
- 売掛・入金情報と買掛・支払情報の登録と管理が容易になる。
- データを事業別、部門別、プロジェクト別といった観点で分析しやすくなる。
デメリット
- 専門的なため構築難易度が高い。
- 税法が毎年変わるため、定期的なシステム更新が必要となってくる。
- 会社規模によって最適な会計システムが違ってくるため、選定が難しい。
制作費用の目安
ASPとして提供されているパッケージソフトであれば、数万円で導入できますが、経理だけでなく経営管理などの統合的なシステムを導入する場合には1千万以上のコストがかかってきます。
まとめ
最適な会計システムは会社規模によって様々ですが、一般的な中小企業であればパッケージソフトの導入で十分だと考えます。しかしこれらのソフトは複数人での管理があまり得意ではないので選定の際には注意が必要です。
ふね (プログラマ / システム顧問 (顧問SE))
東京大学大学院にてロボティクスと画像処理を専攻。
ECサイト、ソーシャルゲームやスマートフォンアプリ、ビッグデータ解析、社内システムなどの多数のプロジェクトに従事。現在は、独立し技術顧問(顧問SE)としてクライアント企業のIT戦略構築を行う。
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