顧客管理システムの開発のポイント
- By funa2
- 19 11月, 2013
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顧客管理システムとは?
CRM(Customer Relationship Management)といって、情報システムを応用して企業が顧客と長期的な関係を築くシステムを指します。詳細な顧客データベースを元に、商品の売買から保守サービス、問い合わせやクレームへの対応など、個々の顧客とのすべてのやり取りを一貫して管理します。
顧客管理システム導入のメリット・デメリット
メリット
- データベースマーケティングが導入出来る。
- 顧客個人個人のニーズに応じたマーケティングが展開出来る。
- ソーシャルメディア時代のN対Nといった関係性でのマーケティングが実現出来る。
デメリット
- DM等の押し売り的なマーケティングが助長される場合がある。
- 社内にデータを扱える人間がいないと、有効活用出来ない。
- 個人個人に応じたストーリーを作成することが難しく、コストがかかる。
制作費用の目安
2、3百万円くらいはかかってしまいます。また、社内イントラ(社内だけで利用するシステム)として運用するか、社外PCやスマートフォンからも利用するクラウドサービスとして運用するかにもよってかわってきますが、後者のクラウドサービスとして運用するのが良いです。セキュリティを重視するような業種の場合は前者での運用となります。
まとめ
ビッグデータという言葉が広がると同時に、従来のような一方通行のメッセージ発信は通用しなくなってきました。今後はCRMを活用したマーケティングがさらに重要になってきています。ただし、顧客数が少ないうちから大規模なシステムを構築する必要は全くなく、現状の顧客数に応じた小規模なシステムから運用していくのが良いです。
ふね (プログラマ / システム顧問 (顧問SE))
東京大学大学院にてロボティクスと画像処理を専攻。
ECサイト、ソーシャルゲームやスマートフォンアプリ、ビッグデータ解析、社内システムなどの多数のプロジェクトに従事。現在は、独立し技術顧問(顧問SE)としてクライアント企業のIT戦略構築を行う。
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