競争激化!!注目の新興クラウドソーシングサイト5選
- By funa2
- 22 11月, 2013
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国内業者は200社
フラッシュマーケティング、ソーシャルゲームに続く次のネットバブルはクラウドソーシングかも!?
ランサーズとクラウドワークスが有名どころですが、実は国内に200社ものサイトが存在し、市場規模も順調に拡大しているようです。
クラウドソーシング市場は年平均成長率79.3%で成長し、2017年度の市場規模は1474億円市場に達するという。(矢野経済研究所調べ)。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1310/10/news098.html
今年になって次々とサービスが立ち上がっているので、気になったものをピックアップしました。
mama & crowd
TTP(徹底的にパクる)で有名なサイバーエージェントもクラウドソーシング業界に参入するようです。ライティング系の単純作業系の案件にフォーカスしてくるっぽいですね。
すでに若い女性層のスマフォユーザを大量に抱え込んでいるため『スマフォ』x『クラウドソーシング』という新しい領域を切り開いてくれそうです。
Workshift
http://workshift-sol.com/
日本語で海外のワーカーに直接仕事を発注出来るらしく、初めから世界展開を見据えている模様です。
しかも、創業者の方がゴールドマンサックス出身の超エリートなので、どのように言語の壁をクリアしてくるのか、注目です。
CREATIVE CAMP
http://crecam.com/
クリエイティブに特化したクラウドソーシングサービスを謳っています。同じくクリエイティブに強い競合サイトである『クラウドワークス』に対してどのように展開していくのかが気になります。
サイトのデザインがクラウドワークスにとても似ているのは偶然だと思われます。
MUGENUP
http://mugenup.com/
ゲームに登場するキャラクターやイラストなどに特化したクラウドソーシングサイト。リアルタイムに作業進捗を管理出来る「WORKSTATION」というシステムを保有していたり、クラウドソーシングなのに品質が高め(らしい)だったりするそうです。
『安かろう、悪かろう』のイメージのあるクラウドソーシングにとって、MUGENUPのように品質管理の仕組みが整っているのは素晴らしいです。
TALENT
http://talent-worker.com/
SEO会社のフルスピードが運営するサイト。現状、登録されている仕事数が少ないのが気になりますが、SEO事業で上場してしまうくらい事業推進力のある会社なので、ここからどう攻めていくのか注目です。
まとめ
クラウドソーシング界隈はベンチャー企業だけでなく、サイバーエージェント・リクルート・Yahoo!・アマゾンなどの大手企業も次々と参入してきており、バブル到来を期待させます。しかし、成約1件あたりの報酬が5%~15%とそこまで高くないビジネスモデルなので、勝ち残るのは会員を多く獲得した数社だけなのではないでしょうか。
個人的には、単純作業系やデザイン系など仕事の種類別に差別化をはかっている企業が多い中で、グローバルという切り口で新規参入してきた「Workshift」と『スマフォ x クラウドソーシング』の「mama & crowd」の存在に非常に注目しています。
ふね (プログラマ / システム顧問 (顧問SE))
東京大学大学院にてロボティクスと画像処理を専攻。
ECサイト、ソーシャルゲームやスマートフォンアプリ、ビッグデータ解析、社内システムなどの多数のプロジェクトに従事。現在は、独立し技術顧問(顧問SE)としてクライアント企業のIT戦略構築を行う。
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