悪質なシステム会社を見分ける5つのポイント
- By funa2
- 23 7月, 2013
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ホームページやシステムを外注をするためには、システム制作会社をしっかり見極める事が大切。
会社によって数百万円は制作費用が変わってくるし、逆に安さを求めすぎると「システム自体が完成しない」なんて事もザラです。
難しくてよく分からない業界だからこそ、しっかりとした知識を持って対応していきたいですよね?
本日は、悪質なシステム会社を見極める5つのポイントをご紹介します。
1, リース契約を提案してくる
少しかっこいいホームページを作ろうとすると、すぐに100万円くらいの費用はかかってしまいます。そんな時にその100万円を2年契約、24回の分割払いにして毎月の支払い費用を抑えられるのがリース契約のメリットです。このリース自体は素晴らしい仕組みです。
ではなんで『リース契約』に気をつけなければいけないのでしょうか?
実はこのような会社は、相場よりもずっと高い制作費用を確実に回収するためにリース契約を活用しているケースがほとんどなのです。後からボッタくられた事に気が付いても返金される可能性はほぼゼロ。泣き寝入りです。
2, 会社の求人にエンジニアが無い
システム会社のはずなのに、求人しているのは『営業職』と『事務職』だけ。そんな会社があることが信じられないかもしれません。
でも、実際にはシステム会社に見えて実は別の会社に丸投げするだけの営業会社がたくさんあるのです。
このような場合、中抜きをされるために高く付くだけでなく、担当者の知識も低いケースが多いのでプロジェクト途中で失敗してしまう確率が高いです。悪質とまではいかないかもしれませんが、注意してくださいね。
3, あなたの提案を全て受け入れる
出来る営業マンは『出来ないとは言わない』とものですよね?
でも、システム開発に限って言えばこれは大間違い。出来ない営業マンほど『なんでも出来ます!』と言ってきます。
社内エンジニアの力量・得意不得意、システムの難易度などを正確に見積もる事が出来ない、
もしくは売上だけあがれば品質なんてどうでも良いっていう悪質な営業マンの可能性が高いです。
早い段階でエンジニアを同席してもらってミーティングを開くのがおすすめです。
4, ネット上での評判が悪い
今の時代、評判が悪い会社はどこかの掲示板に必ず悪口が書いてあります。
特にシステム開発に携わる人間の『2ちゃんねる』と『Twitter』の利用率はかなり高いですので、必ずチェックするようにしましょう。
5, 提案が早すぎる
提案が早いのは、知識が豊富で優秀な方だと普通は思いますよね?
でも、この提案が早すぎる場合にはその会社は悪質である可能性が高いので注意してください。
本来、システム開発やホームページ開発では『要望を聞き込む』というステップが超重要です。もしかしたらあなたの抱える問題っていうのは、新しいシステムを作らなくても解決出来る可能性だってあるわけです。それなのにそれをしないですぐに提案してくるっていうのは、ただ「売り込みたい」っていう気持ちのうらがえしですよね。
まとめ
このように一般的には『良い』会社の指標が、システム屋に限っては『悪質』を表していたりします。
知り合いの紹介だから。という理由で、選定を誤らないように気をつけてくださいね。
ふね (プログラマ / システム顧問 (顧問SE))
東京大学大学院にてロボティクスと画像処理を専攻。
ECサイト、ソーシャルゲームやスマートフォンアプリ、ビッグデータ解析、社内システムなどの多数のプロジェクトに従事。現在は、独立し技術顧問(顧問SE)としてクライアント企業のIT戦略構築を行う。
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